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クルーズシーズンの到来を前に港に新しい設備を整えたヘルシンキ市

2011年07月07日  ,

ヘルシンキ市は、市内のHernesaari港の施設を建設し、過去最高だった2008年の記録を上回るクルーズ船及び乗客を迎えることを期待している。
 今年は、およそ270の国際クルーズ客船の寄港とその乗客37万人の訪問を見込んでいる。乗客の大半は、アメリカ、英国及びドイツからで、最初のクルーズ船は4月28日に寄港し、クルーズシーズンは10月10日まで続く。
 ヘルシンキ市の担当者・Tuija Avaikko氏は、「英国の客船『オーロラ』が5月11日に寄港し、英国から1,900人の訪問客がヘルシンキを訪れる予定だ。6月4日と6月22日には、2日間で6隻の客船が寄港し、乗客数は合わせて6,500~7,500人に上ることが見込まれ、今シーズンで最もにぎわう日となりそうだ。ヘルシンキ観光局は、Hernesaari港を含めた市内各所の観光案内所で訪問客を案内し、6月12日から今夏のサービスを開始するヘルシンキ・ヘルパーズ(夏期のみ、ボランティアが街角で移動しながら観光案内をするサービス)もお手伝いすると述べている。
 ヘルシンキに寄港する国際クルーズ船の大多数は、今年、施設を改良したHernesaari港に停泊する。今回整備したのは、水上バス乗り場や歩行者への案内標識、マーケット広場である。水上バスの新ルートはこの夏から始まり、2012年夏から定期サービスを開始する予定である。また、訪問客は市内にある無料ワイヤレスLANスポットで、ヘルシンキ観光局が提供する港から市内までのルートを案内する携帯電話のアプリケーションをダウンロードできる。2012年夏には、Hernesaari港にサウナやレストランからなる複合施設が整備される予定である。
 
【出典】ヘルシンキ観光局のウェブサイト
http://www.visithelsinki.fi/In_English/Media/Press_releases.iw3?showlocation=5dbd2240-e503-4078-81b4-46d338ea60ec&newsID=41e0ae79-ea25-4fef-9812-c0eaa3d30e27


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