Japan Local Government Centre (JLGC) : London > 調査・研究 > クレア本部メールマガジン > CLAIRメールマガジン vol.333(2023年12月8日)=イギリスで続く食料品価格上昇とフードロス削減アプリ

調査・研究

クレア本部メールマガジン

英国

CLAIRメールマガジン vol.333(2023年12月8日)=イギリスで続く食料品価格上昇とフードロス削減アプリ

2023年12月08日 

 イギリスの9月の消費者物価指数は前の年の同じ月と比べて6.7%上昇したことが発表されました。食料品の価格は12.1%の上昇が発表されています。イギリスではこれまでのインフレにより、生活に関わるものの値段が上がり、イギリスで暮らす人々の生活は経済的に厳しい状況に置かれています。
 地方自治体の1つであるハマースミス・アンド・フルハム市議会のWEBサイトには「Cost of living support」という暮らしを支援する取り組みをまとめたページがあります。そこに掲載されている食料品関係支援ツールの一つに、「Too Good to Go」というアプリが紹介されています。このアプリはフードロス削減のためにつくられたアプリで、カフェ、レストラン、ホテルなどで、売れ残った食品をお得な価格で購入することができるものです。このアプリで注文すると、店側からは紙袋などに複数の食料品が入った状態のものを受け取ります。何の食料品を受け取ることができるかは、実際に開封するまで分かりません。SNSでは、このアプリに出店している現地スーパーにおいて、4ポンド(約740円)で惣菜やサラダを含めた8~10個の食料品を買うことができた様子が投稿されています。アプリ以外には、フードバンク情報や安く健康的な料理づくりを学べる講座の情報も掲載されていました。
 リシ・スナク首相は、インフレ率半減に向け、冬を前に家庭の生活費を引き続き支援するとコメントしています。

          ロンドン事務所 所長補佐 細井

ページの先頭へ