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教育改革は読むことに重点を置く-授業数の増加、読解力の向上、テストの上乗せを提案-

2011年02月15日 

Nedergaard教育大臣は、教育改革に関する政府提案を発表し、読解力の改善に大きな重点を置くと述べた。「能力と自由」と名付けられたこの提案は、生徒の成績を教育に要する費用に見合うものとすることを目的とした19のイニシアティブを含んでいる。
「教育システムに要する予算が高額であることを考慮すると、現在の結果は我々の期待に見合うものではない」と教育大臣は述べた。
このイニシアティブは、PISA(OECD生徒学習到達度調査)読解力テストの結果によると、デンマークは前回から3つ順位を落とし、33の参加国中18位となったことを受けて発表された。
計画によると、全学校の生徒が2年生終了後読むことができるレベルに達するよう求めている。また保育園のリーダーは今後、保育園レベルのデンマーク語を教えるためのトレーニングを受けることになる。2年生の生徒は読解力に関するテストを受け、その結果が公表される予定である。
また、生徒の一般知識を向上するため、デンマーク語、数学、英語及び自然科学の授業が増加される予定である。

【出典】コペンハーゲンポストのウェブサイト
http://www.cphpost.dk/news/education/198-education/50628-school-reform-focuses-on-readin-readin-and-more-readin.html


都市のランキング評価結果について(コペンハーゲン)

2008年10月07日 

・コペンハーゲンは、イギリスのライフ・スタイル雑誌Monocleの、世界の住みやすい都市トップ25(Most Liveable Cities)の2008年ランキングで1位となった。
・2007年は第2位。
・なお、コペンハーゲンは、ベスト・デザイン・シティ(Best Design City)にも選ばれている。
・1位となった理由は、公共交通システム、食文化、建築デザイン、そして環境問題への取り組み等。
・コペンハーゲンでは、港湾の水質向上、2015年までに90%の市民が15分以内に公園・ビーチ・プール等へ徒歩で行けるようにすること、また、サイクリングロードの整備により同年までに50%の市民が自転車通勤できるようにするなど、環境に配慮した政策を展開している。また、2009年12月には、COP15が当地で開催されることとなっている。
・なお、日本の都市のランキングについては、3位に東京、17位に福岡、そして20位に京都がランクインし、また福岡はベスト・リテール・シティ(Best Retail City)にも選ばれた。

【出典】
デンマーク政府ウェブサイト
http://www.denmark.dk/en/servicemenu/News/FocusOn/Its-Official-Copenhagen-Is-The-Worlds-Most-Liveable-City.htm
Monocleウェブサイト
http://www.denmark.dk/NR/rdonlyres/60B9101D-B656-438E-A755-E441D41E0AA7/0/top_20_cities.pdf


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