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CLAIRメールマガジン vol.371(2025年8月8日)=アイルランドイヤー2025

2025年08月08日 

2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」は、明治時代のアイルランド人(英国籍)作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、その妻である松江の士族の娘・小泉セツの歩みをモデルとした物語です。

小泉八雲は、物語好きのセツが語って聞かせた古くから伝わる怪異譚などを記録・翻訳して、文学作品として海外に広めたことで知られており、1904年に出版された八雲の代表作である「怪談」は、耳なし芳一や雪女、ろくろ首などの日本人なら一度は聞いたことのある話が、独自の文体でまとめられています。

2024年は「怪談」出版および八雲没後120年、2025年は八雲生誕175年と節目となる年で、関連イベントが多数開催されています。日本やアイルランドを拠点とするアーティストたちが「怪談」にインスピレーションを得て制作した作品の企画展「怪談-ラフカディオ・ハーンとの邂逅」は、日本やアイルランドにとどまらず、他国でも巡回開催される予定となっています。

八雲関連に限らず、2025年はアイルランドが国としての存在感を高めようと取り組む「グローバル・アイルランド」戦略のターゲットイヤーとなっているため、さまざまな施策がインターナショナルに展開されています。

日本に関連したものでは、大使館や政府機関、イベントスペースなどを一体化した「アイルランドハウス・東京」が7月に四谷に公式開館し、アジアにおけるアイルランドの文化・政治・経済の促進拠点としての役割を担っていくこととなっています。

大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)にも参加しており、自前で建設するタイプのパビリオン完成第1号となったアイルランド館は、伝統工芸や音楽、豊かな自然などを身近に感じることのできる空間となっています。

2025年後半も「アイルランド」から目が離せません。

 

(ロンドン事務所 所長補佐 野村)

 

【参考文献】

< https://www.nhk.jp/g/blog/32hjnnvho-7z/ >
< https://www.hearn-museum-matsue.jp/kwaidan120/#about >
< https://www.hearn-museum-matsue.jp/exhibition-setsu.html >
< https://kwaidanexhibition.com/about-kwaidan/ >
< https://kwaidanexhibition.com/venues-events/ >
< https://www.gov.ie/en/department-of-the-taoiseach/campaigns/global-ireland-irelands-global-footprint-to-2025/ >
< https://www.ireland.ie/en/japan/Ireland-Japan-2025/ >
< https://www.ireland.ie/en/expo/ >
<https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/ie/pageit_000001_02120.html >
< https://nordot.app/1241700016389292730?c=302675738515047521 >

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