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CLAIRメールマガジン vol.187(2017年8月18日)=英語でのコミュニケーションについて

2017年08月18日 

【記事】英語でのコミュニケーションについて
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【伝わる英語】
英語の文法も完璧で語彙もなければ英語を話すことができないと思っていまし
たが、大事なのはコミュニケーションができることであって、文法が正しいか
どうかにこだわっているネイティブスピーカーは少ないようです。私は少なく
とも日本語を話すときに、スピーチなどを行うときは別としても、文法が正し
いかどうかを意識しながら話したことはありません。英語も同じようです。極
端に言うと、英単語をいくつか並べるだけでも理解してくれます。また、日本
語で話す時と英語で話す時では人格が異なるのではないかというくらい違う感
覚で話すようにしています。日本語の語感で英語を話すと伝わりにくいと感じ
るからです。

【伝える英語】
私は現在ロンドンで勤務していますが、英語でコミュニケーションを取る際に
は、ビジネスの場面を含めて、少し砕けた表現をした方がよりコミュニケーシ
ョンが図られる傾向があると感じています。日本人がなぜそのような話し方を
するのかと興味を持ってくるようです。

英語はさまざまな国で話されており、特にアメリカ英語とイギリス英語の違い
についてはよく議論されます。日本語でも方言がありますが、日本以外の国で
も地方によって使う単語や発音などがかなり異なり、地方の人と話す時にその
地方の方言を使うとすごく喜んでくれます。ロンドンは大変国際的な都市のた
め、英語の発音は非常に様々ですが、ロンドンにも独特な方言(アクセント)
があります。

日本人と話したことがない人と英語で話す時に、日本人なまりの英語は少し伝
わりにくいことがあります。ネイティブスピーカーではないと認識してくれて
いるため伝わるので問題はありませんが、よりコミュニケーションを図るため
には発音も大事だと感じています。

(ロンドン事務所所長補佐 吉嶋)

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