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ドイツの地方自治体の予算会計制度改革

2013年01月29日 

イエンス・テッスマン     

ポツダム大学地方自治研究所  

イルメリン・キルヒナー訳・編集

地方自治体における予算編成・管理の重要性

公的業務を執行するための予算の決定は、連邦及び州の議会、そして地方自治体の議会1にとって、政治的な決定をする上で最も重要な権限である。政治家にとって予算編成権は、多くの政治目標を達成するための手段である。政治目標を達成するためには、ほとんどの場合、資源(ressources)が必要となる。資源は、主に流動資産を意味するが、特に会計改革でさらなる注目を浴びているように、財産(固定資産及び流動資産)により裏づけられる必要がある。利用可能な資源が限られているため、政治家は毎年の予算策定議論において、重要な目標を選定し、優先順位を決め、そして政治的な妥協が必要となる。したがって、利用可能な資源がどれだけあるかということが政治的決定過程の根本的な出発点となる。資源の活用を拡大することには、理由付けが不可欠である。

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