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公営住宅を「借りてから買う」パイロットスキームがダブリン市にてスタート

2010年07月15日 

ジョン・ゴームリー環境・遺産及び地方自治大臣と、マイケル・フィンネラン住宅・地方行政サービス担当大臣は7月20日、売れ残った低廉住宅の販売を効果的に展開する目的で、新しい「Rent to Buy」(借りてから買う)スキームを開始した。
この計画の下では、低廉住宅は3年を上限に貸し付けできる。申込者は、この3年の間いつでも、事前に同意した価格で、貸し付けされている家を買うかどうかを選ぶことができる。支払いをした賃料の80%を低廉住宅の購入に充当することが可能。年間で最低2万5千ユーロを稼ぎ、住宅ローンの支払い義務を果たせるという基準を満たす申込者がこの計画を利用できる。
ダブリン市は、このパイロットスキームの運営と成果に関する報告を、年末までに大臣に提出することを求められている。

【出典】
アイルランド地方自治省(環境・遺産及び地方自治省)ウェブサイト
http://www.environ.ie/en/DevelopmentandHousing/Housing/News/MainBody,23468,en.htm
ダブリン市ウェブサイト
http://www.dublincity.ie/Housing/Renttobuyscheme/Pages/default.aspx

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