調査・研究

オランダの地方自治情報メモ

オランダ

バイオマス発電所の建設計画

2011年07月15日 

 デン・ハーグ市の2010年のCO2排出量は前年より50%以上増大した。
 市の幹部によると、CO2排出量の増大理由は、市庁舎のエネルギー使用量の増大、昨冬の大寒波、ハーフェフロール保育園にある。
 市幹部は、廃棄物を再生可能エネルギーの源として使用できる可能性について調査を命じた。その結果、ハーグ市では、全バイオマスのうち約25%にあたる23,560トンのバイオマスをエネルギー源として使用できることが分かった。残りのバイオマスは再生不可能か、あるいは飼料などより適した目的で使用される。
 今回試算されたハーグ市の発電可能バイオマスの量は、4600世帯分のガス消費量に相当する。ハーグランデン大都市圏全体で657,518トンのバイオマスが使用可能であると試算されていることから、ハーグ市は、この量が地域の必要電力を賄うのに十分であるとして、バイオマス発電所を建設する計画である。

ハーグ市役所HP
http://www.denhaag.nl/en/residents/news-and-events/to/Plans-for-biomass-power-plant.htm

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